世界初挑戦を控えるプロボクシングWBO世界バンタム級5位武居由樹(27)、WBA世界フライ級3位桑原拓(28=ともに大橋)の2人が「武の神様」のお膝元でトレーニング合宿を開始した。5月6日、東京ドームで武居はWBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)、桑原はWBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)にそれぞれ挑戦する。

武居が定期的に「武道の神」がまつられる鹿島神宮を参拝している経緯があり、験担ぎの意味を込めて元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(41)によって合宿地が決定。武居、桑原の他、アジア最強ライト級トーナメントを控えるアマ10冠の日本同級6位今永虎雅(26)、再起戦を控えるアマ8冠の中垣龍汰郎(24)ら同門ボクサーと走りこみを実施。カシマスタジアム付近の練習場でトレーニングし、鹿島灘ジムを借りてジムワークを行っている。