NEW JAPAN CUP(NJC)準々決勝2試合が行われ、ハウス・オブ・トーチャー(HOT)のEVILと、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)の辻陽太が4強入りした。2人は18日郡山大会での準決勝で対戦する。
▼NJC(時間無制限1本勝負)
○EVIL(17分33秒、EVIL→片エビ固め)×鷹木信悟
▼同
○辻陽太(18分8秒、カサドーラ)×成田蓮
セミファイナルで辻陽太と成田蓮の新世代同士が激突。成田は場外戦で辻を痛めつけた。終盤、辻はジーンブラスター(相手の胴体への低いタックル)を繰り出すが、成田がカウンターの断頭台(ジャンピング・ギロチン・ニードロップ)を炸裂させた。
しかし、続くダブルクロス(フェイスバスター)を辻は必死に回避。成田のイス攻撃を合図にHOTが乱入するとLIJもリングイン。大乱戦の中、成田は辻にローブローを繰り出すが、辻は一瞬のスキをついた起死回生のカサドーラで3カウントを奪取した。
セミ終了後もHOTは辻を袋叩き。そこに次の試合に出場するEVILも加わると、対戦相手の鷹木信悟が駆けつけ、メインイベントのNJC準々決勝が開始された。
終盤、両軍が入り乱れると、BUSHIがEVILに毒霧を噴射。しかし、EVILは鷹木に誤爆させると、さらに金丸義信がウイスキーミスト、続いてディック東郷がパウダーのようなものを鷹木の顔面にお見舞い。すかさずEVILが鷹木に必殺技EVILを炸裂させ、勝利した。
試合後、EVIL「明日の俺のトーナメントの相手は辻? 辻陽太? アイツもよ、確かアニマル浜口ジムの弟子だったよな、オイ? 随分、腐ったヤツばっかりだな、弟子は、オイ。いいか、オイ、オメーにはっきり言っといてやるよ。オメーはよ、顔じゃねえんだよ。明日よ、オメーにきっちり身をもって知らしめてやるからな。分かったか。よく覚えとけ」と準決勝で戦う辻をボロクソにこき下ろしていた。