セミファイナルのGHCジュニアヘビー級王座戦、メインイベントのGHCタッグ王座戦と、2つの王座戦がおこなわれ、いずれも王者が防衛した。

GHCジュニアヘビー級王者・ダガは、グッド・ルッキング・ガイズ(GLG)のYO-HEYと対戦。14分49秒、ディアブロウイングス→片エビ固めで5度目の防衛を果たした。

ダガの話「言った通りだ。ビバ・ララサ。誇り高きメキシコの戦士、俺たちにとってどう勝つかは問題じゃない、とにかく勝たなきゃいけないんだ。もうわかっただろ。ここに俺を倒せるジュニアの選手はいない。日本、アメリカ、イギリス、誰でもいいからかかって来い。ライオンは飢えてるんだ」

YO-HEYの話「いってえ。ああ、クソ。あんな負け方して、偉そうなこと言えへんけど。ちょっときつい。悔しい…悔しい。ああ! アカン、ちょっと一からやり直します。すいません。タディ、ホントごめん(『謝らんでええ』というタダスケに支えられて控室へ)」

一方、GHCタッグ王者組ジャック・モリス&アンソニー・グリーンは、元々はVCタッグリーグ優勝の清宮海斗&大岩陵平と対戦する予定だった。だが清宮が脊髄振とうで欠場となったため、VCタッグリーグ準優勝のサクソン・ハックスリー&ティモシー・サッチャーが王座に挑戦。しかし21分30秒、モリスのシューティングスタープレスでハックスリーが仕留められて敗れた。

試合後のモリス&グリーン

グリーン「君にとっては初めてじゃないかもしれないけど、僕にとって初めてビッグマッチでのメインイベント。この結果を出せて君に感謝してるよ」

モリス「今日は清宮&大岩と対戦予定だったけど、俺たちはチャンピオンらしく変更に対応してREALの2人を倒した。厳しい戦いだったけど、こうなると信じてた。俺たちはこの10年で最高のタッグチームだ」

グリーン「元チャンピオンの清宮海斗。あなたはタッグリーグで優勝したのだから、その時が来たらいつでも挑戦してくれ」