プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級6位力石政法(29=LUSH緑)が緊迫したアウェーでの会見で必勝を誓った。22日(日本時間23日早朝)にイタリア・ローマで同級7位でWBCシルバー(国内未公認)同級王者マイケル・マグネッシ(29=イタリア)とWBC同級次期挑戦権を懸けて拳を交える。21日にはローマ市内で両者そろった記者会見に出席。マグネッシと対面した。

張り詰めた雰囲気のアウェー会見となったが、力石は「こんな素晴らしい国に僕を招待してくれてありがとうございます。僕もマグネッシ選手も強い相手にずっと勝ち続けてきて今の立場がある。お互いが明日、人生を懸けて戦いましょう。僕はイタリアに勝ちにきました。素晴らしい試合をしましょう!」と自らを鼓舞するように言葉に力を込めた。最後にフェースオフ(にらみ合い)で静かに火花を散らした。

対面の詳細の模様はABEMAボクシング公式ユーチューブチャンネルで公開され、力石が対戦相手の印象に言及。「思ったより小さいですね。やっぱり減量しとるんで、服も着ているので分からないですけど。映像を見る限りではパンプアップしとるんで。スピードがある方が僕は嫌なので。小さい方がスピードがあるので」と警戒した。19日には兄の元WBC世界ライトフライ級王者矢吹正道が陣営として合流。力強い“援軍”も加わった。

なお試合はABEMAで23日午前5時45分からライブ中継される。