世界プロボクシグ主要4団体の1つとなるWBC(世界ボクシング機構)は5月6日に東京ドームで開催される4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ、4団体統一王者井上尚弥(31=大橋)-WBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)戦の勝者にWBCダイヤモンドベルトを贈呈すると10日(日本時間11日)、発表した。

WBCの発表によると、マウリシオ・スライマン会長が来日中だった3月26日、横浜市の大橋ジムを訪問した際に井上本人と約束を交わしていたという。今回はWBCの指名試合。同ベルトは大舞台での重要な一戦の勝者、最高のボクサー同士の対決のみに懸けられる名誉ベルトとなり「特別なトロフィーとして勝者を表彰」するという。

過去、男子では元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)、50戦無敗で引退した元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー、元4団体統一ミドル級王者バーナード・ホプキンス(ともに米国)、元世界4階級制覇王者レオ・サンタクルス(メキシコ)がWBCダイヤモンドベルトを手にしている。