日本格闘技界のレジェンド、プロレスラー桜庭和志(55)の長男、桜庭大世(26)が「人を殴ったのは初めてだった」とMMAデビュー戦となったRIZIN大みそか大会・矢地祐介戦を振り返った。
桜庭は2日に放送されたABEMAのスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」に、元サッカー日本代表DF槙野智章氏、RIZIN公式アンバサダー蒼瀬くるみとともに出演した。
この番組は現在ABEMAで生中継している海外サッカーを中心に、レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継した米大リーグ(MLB)など注目スポーツの最新情報を毎週日曜午後10時から生放送で伝えるものだ。
桜庭は2日の放送で、衝撃KO勝利を挙げた矢地祐介戦の舞台裏を披露した。矢地に左足をつかまれながらも、左ストレートを顔面に炸裂させ、試合開始わずか26秒でKO勝ちしたことについて「テンションが上がっていたんであまり覚えていないんですけど…」としながらも、「練習で足をつかまれたパターンをやっていたので、『イケる!』って思いました」と振り返った。
また槙野氏が「桜庭選手は柔道をやっていたから寝技が得意なはず。この試合で寝技をやろうと思ってた?」と質問すると、桜庭は「矢地さんも寝技がくると思っていただろうから、打撃で面を食らわせたかった」と明かした。さらに、くるみが「左ストレートが矢地選手に当たった感覚は覚えている?」と聞くと、「人を殴ったのは初めてだったので、骨が当たる痛みを感じました。これまでミット越しで練習していたので…」と格闘家らしからぬ告白をした。
この一戦で桜庭は、父・和志を彷彿とさせるマスク姿と入場曲で登場。「オジさんファンたちが喜んでくれるかな? と思った」とニヤリ。槙野氏は「今後はこれらを“お決まり”でやっていく?」と聞くと、桜庭は「まぁ…。でも、あの入場曲を使うにはお父さんに著作権のお金を払わないといけないので、毎回お金がかかっちゃう(笑い)」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。
さらに、試合直前の親子の会話を深掘りすると、桜庭は「ほとんど話していないです。いろいろ言ってくるタイプではないし、『お前はお前でやれ』ってスタンス」と明かした上で、「矢地さんの入場を待っている時に、お父さんが肩をつかんできて『お前のペースで良いところを出せれば勝てるから』とだけ言われました」と舞台裏を明かし「最後の最後で親父を出してきたなって思いました(笑い)」と語った。
また、桜庭は今後の展望にも言及。試合後の会見で、記者に扮した“ブラックパンサー”ベイノアが対戦を要求したことについて「『テレビで見たやつだ!』みたいな感じで、本当にこういう感じで言われるんだなと思った(笑い)」と笑顔を見せ「スーパースターになりたいので、面白い試合をどんどんできればなって思う」と意気込んだ。

