セミファイナル(第8試合)で、あのハヤブサが“新生”ハヤブサとしてよみがえり、田中将斗(52)と対戦。10分36秒、ファイアーバード・スプラッシュ(450度スプラッシュ)で3カウントを奪って勝利した。
かつてハヤブサとして華麗に空中を舞った江崎英治さんは47歳だった2016年にくも膜下出血のために死去。この日、両国のファンの前に“新生”ハヤブサが姿を見せると会場は異様な興奮に包まれた。
ハヤブサは田中がコールされている途中で先制攻撃。田中が場外に落ちると、いきなりトペ・コンヒーロを見舞って度肝を抜いた。
ハヤブサはその後もロープを使った飛び技を連発。だが田中の反撃にあい、エルボー合戦でダウンさせられ、足4の字固めで痛めつけられた。さらに串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスターと立て続けに浴びた。それでもフィッシャーマンズスープレックス、ファルコンアローなどを繰り出して試合の流れを再び引き寄せ、最後はコーナーからのファイアーバード・スプラッシュで仕留めた。
試合後にはかつてハヤブサとのコンビでアジアタッグ王座を獲得したこともある新崎人生が登場。“新生”ハヤブサとがっちり握手をかわし、プロレスリングZERO1の「川崎伝説2025」(5月7日、神奈川・富士通スタジアム川崎)で、田中&マンモス佐々木(プロレスリングFREEDOMS)と戦うことが決まった。
バックステージでは人生が「もちろん賛否はあると思います。ハヤブサというレスラーを、江崎英治のハヤブサだけで完結した方がいいという方もいると思う。ただ、生前、江崎君は新たなハヤブサが生まれてもいいという意思があったと思う」と江崎さんの当時の思いを代弁。
さらに「実は江崎君がケガをして(01年10月の後楽園大会で試合中の事故で頸椎を損傷し全身不随の重傷を負った)、でも自分は江崎君が復帰するまで何年でも元気なレスラーでいようと思って、ずっと待っていました」と涙ぐみながら明かし、再びハヤブサとタッグを組むことについて「本当にうれしいです」と話した。
“新生”ハヤブサはバックステージには現れなかったが「ハヤブサがこの地に再び舞い降りた、5・7川崎のパートナーは新崎人生。お楽しみはこれからだ」と今後の活躍に期待を抱かせるコメントを残した。

