WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(27=米国/帝拳)が5度目の防衛に成功した。同級6位飯村樹輝弥(28=角海老宝石)の挑戦を受け、9回1分19秒、TKO勝利を挙げた。前に出て手数を繰り出す挑戦者に対し、パンチの回転力を上げてで堂々と応戦。7回に右アッパーからの左フックでダウンを奪うと、9回に一方的に攻めて左フックを打ち込み、レフェリーストップに追い込んだ。
オラスクアガは「試合中、飯村選手は強い気持ちで、自分がすべてを乗っけてパンチを打ち込んでも前に攻めてきた。彼の姿をみて凄いなと思いました」と敬意を表した。V5防衛成功でWBOから記念指輪となるチャンピオンリングが贈呈される。「WBOのリングをいただき、美味しいステーキをいただき、ジムに戻って練習する」と決意を示した。
同級最強と称されるだけに、今後の目標はベルト統一にほかならない。オラスクアガは「ベルトをもっと取っていきたいし、統一戦もやりたい、4団体も統一したい。今、目標を達成していくと、より大きいものが欲しくなる。そこに向かって進めるようにしたい。このまま勝ち進んでいきたい」と自信に満ちた表情を浮かべていた。

