日本相撲協会の臨時評議員会が28日、東京・両国国技館で開かれ、来年1月4日に臨時評議員会を開催し、理事会による貴乃花親方(元横綱)の理事解任決議を審議することを決めた。

 決議について、池坊保子議長(元文部科学副大臣)は「(次の)評議員会が開かれる前に、個人の意見は差し控えたい」と話した。

 評議員会には7人のうち5人が出席。公認会計士の小西彦衛氏は「個別のことは申し上げられない」とし、湊川親方(元小結大徹)は「今の時点では何も言えることはない。しっかり理事会の内容を把握しないといけない」と言葉を選んだ。二子山親方(元大関雅山)も「報告を聞いた。それだけ」と語り、大嶽親方(元十両大竜)は「報告だけ。(処分は)決まってないでしょ。まだまだ」と述べた。