阪神淡路大震災発生の95年1月17日に震源地のある兵庫・淡路島で生まれた東十両筆頭照強が大翔鵬を寄り切りで下し、4勝1敗とした。

「被災者の方たちから手紙を頂きます。その方たちのためにも」との思いで、新入幕に前進する白星を手にした。震災発生翌年に兵庫・芦屋で生まれた関脇貴景勝は、同じ兵庫出身の小結妙義龍との熱戦を押し出しで制した。「僕は兵庫の人に喜んでもらえる相撲を取るしかないですから」と話した。