日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、12月9日に65歳の誕生日を迎え、同協会の停年となる高砂親方(64=元大関朝潮)と、部屋付きの錦島親方(39=元関脇朝赤龍)の年寄名跡交換を承認。錦島親方が8代目高砂として高砂部屋を継承することが決まった。現高砂親方の停年を待たずに、部屋の師匠としても27日から始動する。

モンゴル出身の錦島親方は、00年初場所初土俵。03年春場所で新入幕を果たし、最高位は関脇。三役を5場所務め17年春場所で引退し、同年4月に日本国籍を取得した。通算成績は687勝679敗で、三賞は4回(殊勲賞1、敢闘賞1、技能賞2)受賞した。