大相撲の東前頭9枚目隆の勝(28=常盤山)が6日、名古屋場所(9日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて好調をアピールした。

名古屋市内の部屋で稽古し、若い衆と計13番で12勝1敗。得意の押し、右を差しての一気の寄りなど、軽快な動きを披露した。稽古後は「いい感じだと思う。先場所前よりも充実した稽古ができている。痛いところもないし、今場所は勝てそうな気がする」と、自信に満ちた表情をみせた。

連日の猛暑で食欲が落ちがちな時期だが「体重は減っていない」と、コンディションづくりも順調の様子だ。名古屋名物は「うなぎと手羽先を食べました」とニッコリ。「手羽先は、1人前5本として、8人前食べました。40本! 他にもおつまみを食べました」と、食欲は落ちるどころか、旺盛なようで、持ち前の笑顔で話していた。