先場所優勝した横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が、名古屋場所4日目から休場することが決まった。途中休場は昨年秋場所以来で、通算17度目の休場。横綱昇進後は在位12場所で6度目の休場となった。

診断書(11日付)によると、腰椎椎間板ヘルニアと腰椎椎体終板障害で1カ月間の安静加療を要す、となっている。

今場所は、初日に阿炎(錣山)に完勝して好スタートを切ったが、2日目に錦木(伊勢ノ海)、3日目に翔猿(追手風)と昨年秋場所の5、6日目以来、自身2度目の2日連続金星を配給。翔猿戦後の帰り際には付け人に肩を借りるなど、膝を気にする場面も見られた。