大相撲秋場所初日から休場となった横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が、日本相撲協会に「腰椎椎体終板障害と糖尿病により、加療を要するため2023年10月8日まで休場を要する見込み」との診断書を提出した。

7月の名古屋場所で腰を痛めて途中休場し、場所後の夏巡業に参加したものの一度も相撲を取れずに調整が遅れ、秋場所直前の8日に取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の口から休場が報告された。伊勢ケ浜親方は「腰に電気が走ったり、しびれたり。相撲をとっても力が入らない状態」と言い、「1カ月ぐらい治療には時間がかかる。結果を出せる状態にならないといけない」と話していた。【平山連】