日本相撲協会は13日、佐渡ケ嶽審判部長(55=元関脇琴ノ若)が、腰痛のため初場所(14日初日、東京・両国国技館)を初日から休場すると発表した。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「審判部長は腰の具合が悪いそうで、数日間休場する」と説明。現時点では全休ではなく、途中出場する予定だという。

この日、両国国技館で行われた土俵祭も参加しなかった。土俵祭は、本場所開催の安全を祈願するもので、通常は審判部の親方衆がずらりと肩を並べて参加する。同部長にとって今場所は、1人息子で弟子の関脇琴ノ若が大関とりという大事な場所を迎える。