新十両の東10枚目、尊富士(24=伊勢ケ浜)が、盤石の相撲で白星発進した。
再十両の白鷹山を立ち合いから間髪入れずに攻め込み、力強く寄り切った。「その一番に集中していこうと思いました。新十両として元気よく相撲を取れた」と納得の表情で振り返った。
自身で選んだ真新しい紫の締め込みがひときわ輝いた。圧力のある白鷹山に何もさせない完勝。先場所敗れた相手を寄せ付けなかった。「俺は熱海富士関と稽古してきたんだ」と自信をもって臨めたといい、この日の朝にも同部屋の横綱照ノ富士から「しっかり集中しながらストレッチ感覚でやるんだよ」と助言を受けて、見事にその期待に応えた。十両初白星にも浮かれた様子はない。「目標はもっと上にある」と決意をみなぎらせ、「あと14日間。一番、一番自分ができる最高のパフォーマンスをしたい」と意気込んだ。

