決勝に進んだ西前頭8枚目の平戸海(23=境川)が、大会の敢闘賞を受賞した。初戦の2回戦から登場。美ノ海(30=木瀬)、正代(32=時津風)と撃破し、4回戦では新大関の琴ノ若(26=佐渡ケ嶽)を上手投げで破った。準決勝では、遠藤(33=追手風)を得意の二本差しから一気の寄りで下し決勝へ。最後は大関豊昇龍(24=立浪)に、立ち合いの注文相撲で右上手を許し、そのまま上手投げで敗れた。

決勝については「足がついていかなかった」と少し悔しそうな表情を浮かべたが、トーナメントを通して「何も考えずにやって、体がよく動いた。敢闘賞はうれしいです」と素直に喜んだ。表彰の際は何度も平戸海でなく「美ノ海」とアナウンスされ一時、館内が騒然とする場面も。それでも「何とも思わなかったです。(館内の)みんなが(美ノ海でなく)『平戸海』と言ってくれたから、うれしかった」とハプニングも笑いで流していた。