1960年(昭35)から約64年間続いた「宮城野部屋」の看板が3日、下ろされた。

現在も力士らが生活する、先月末まで同部屋だった東京・墨田区の建物の出入り口に、午前7時30分時点では掲げられていた、縦170センチ弱×横37センチ×厚さ6センチの看板が、撤去された。所属する全ての日本相撲協会員が伊勢ケ浜部屋に転籍したことで、実在しない部屋となった1日に、宮城野親方は「明日か、あさってか」と、看板撤去の意向があることを示していた。