西十両6枚目の若隆景(29=荒汐)が東十両12枚目の阿武剋(24=阿武松)をはたき込んで、1敗同士の対決を制して、単独首位に立った。

立ち合いで当たると、腰高の相手をタイミングよくはたき込んだ。「集中を切らさず、相撲が取れた。(相手?)自分の相撲に集中した」。十両優勝を左右する1敗同士の大一番だったが、一瞬で勝負を決めた。

千秋楽を前に1敗を守り、単独首位に立ち、十両優勝に王手を掛けた。関脇だった昨年春場所に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負って、幕下まで陥落。昨年夏場所以来の幕内復帰も見えてきたが「一番一番集中して、自分らしい相撲を取りたい」と淡々と話す。普段通りの言葉に平常心を貫いていることが垣間見えた。

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