大相撲夏場所(11日初日)に向けた、横綱審議委員会(横審)による稽古総見が2日、会場となる東京・両国国技館で行われた。元幕内で西幕下10枚目の炎鵬(30=伊勢ケ濱)が「順調」をアピールした。

この日は2番取り「感覚や雰囲気を確かめながら。相手をしっかり見られた」と振り返った。

生命にもかかわる首の負傷(頸椎=けいつい=椎間板ヘルニア)で、23年夏場所の途中休場を含め7場所連続休場。昨年7月名古屋場所で序ノ口から復帰した。

5場所連続で6勝1敗の好成績。先場所の西幕下30枚目から、一気に西幕下10枚目まで番付を上げてきた。「順調に来ている」としつつ、「先場所は先場所。しっかり消化して、肥やしにしている。今場所は、今場所なりの自分がいる」と地に足を着ける。

幕下15枚目以内に入ったことで、7戦全勝なら名古屋場所の再十両が確実となる。「欲を出しすぎず。着実に一歩一歩刻んできた。今場所も確かな一歩を刻んで行きたい」と静かに闘志を燃やしていた。