西十両11枚目の朝白龍(26=高砂)が、西十両4枚目の三田との2敗対決を制し、十両優勝争いのトップを守った。
立ち合いからの差し手争いの中、足技で状況を打開しようと試みた相手の隙をついて前に出た。土俵際まで押し込み、右に飛んで回り込もうとした相手を逃さず、足を運んで押し出し。勢い余って最後は土俵下まで吹っ飛ばした格好となった。これがダメ押しのように映ったため、取組後に審判部に呼び出された。ただ、倒れた相手に手を差し伸べるなど、悪意がないことは明白。審判部からも「これからも頑張りなさい」と、事実上、激励されただけにとどまったという。
この日を終えて2敗は錦富士と同部屋の大関経験者朝乃山との3人となった。先場所の幕下優勝に続き、2場所連続の各段優勝が現実味を帯びてきた。それでも「勝ててよかったです。優勝争いのことは気にせず、また明日、頑張りたい」と、冷静な口調で話していた。

