指原莉乃(22)や横山由依(22)といったAKBグループのメンバーが今、「第7回AKB48選抜総選挙」(6月6日開票、福岡・ヤフオクドーム)と同じく順位を気にしているもうひとつの総選挙がある。有吉弘行が主催する「太田プロ総選挙」だ。

 「太田プロ総選挙」とは、有吉が自身の所属事務所である太田プロダクションのタレントたちを独自にランク付けしてツイッター上で発表している毎年恒例の行事。今年もAKB総選挙の翌日の6月7日に発表される。

 ネット上では人気を博しているこの総選挙。選挙、とはいえ、有吉が勝手にランク付けしている、いわば“お遊び”なのだが、そこは「ロンドンハーツ」の人気企画「格付けしあう◯◯」や「有吉先生のタレント進路相談」などでタレントたちへの鋭い観察眼を知られる有吉。この総選挙のランキングも決して荒唐無稽なものではなく、有吉がそのタレントの1年間を通じた活躍に準じてつけた、いわば“成績表”のようにシビアな格付けランキングとなっており、それがネットユーザーのみならず、同プロの所属タレントたちもその順位を気にせずにいられないゆえんだろう。

 実際に、2013年度の同総選挙で初の1位に輝いた大島優子は、当時AKBの第5回総選挙では2位となり、前年の1位から2連覇を逃しながらも、自身のブログで「なんと!!太田プロ総選挙で一位になりました!!!!今日飛び上がるほど嬉しかったです笑」と喜び、さらに「来年も太田プロ総選挙、頑張ります」と意気込みをつづっていた。また、指原は昨年「第6回AKB選抜総選挙」で第2位となったが、太田プロ総選挙では第11位という結果に終わり、「太田プロ総選挙、11位でした。。悔しいですが光栄です」と、前回の10位からワンランクダウンしトップ10から脱落してしまった悔しさをにじませていた。

 そんな太田プロ所属タレントの関心を集めている太田プロ総選挙。今回もAKB総選挙を控えるメンバーたちが自身の順位を気にしている。AKBの次期総監督に決っている横山由依は、有吉が今年の開催を発表した5月8日にツイッターで即座に反応し、「太田プロの次期総監督になれるように、今年大躍進したいです!!」と意気込んだ。北原里英(23)も翌9日に「今年もランクインしたい…。がんばります!」と意欲を燃やす。

 入山杏奈(19)はAKB総選挙には不出馬ながら、今月1日に「太田プロ総選挙、今年は15位以内にランクインしたい」と、こちらの総選挙では“選抜入り”を目指す。そして“本家”で王座奪還を目指す指原は「一位になりたい」と、目標は“2冠”だ。