あけましておめでとうございます!

 ユーザーの皆さんにおきましても、思い思いの過ごし方で新年を迎えたことと思います。さて早速ですが、2018年に向けて目標などは立てましたでしょうか? 節目として目標を立てたり、再確認したり、気持ちも新たになるタイミングかと思います。

 先月28日、毎年恒例の「第30回日刊スポーツ映画大賞」の授賞式が行われ、主演男優賞の菅田将暉(24)を担当しました。17年は4本の映画で主演。大河ドラマ「おんな城主 直虎」への出演や、auの人気CM「三太郎」シリーズでもおなじみで、歌手デビューにラジオのレギュラー番組開始など、目まぐるしい1年でした。

 そんな17年を迎えるにあたって、菅田は年始に「鳥のように空高く。そして、笑える1年に」と目標を立てたといいます。主演映画4本の公開が決まっている中で、ありがたいことに毎年12月28日に行われる当映画賞に向けて、1年前からスケジュールも空けておいてくれたそうです。その理由について「どこか夢を見て想像しないと、立ちたいところにも立てないと思うんです」。成し遂げたいことは、しっかりとイメージして発信していく。有言実行するところが「さすが!」と思わせる部分ですが、目標を立てる大切さを実感しました。

 そんなことを思いながら、12月30日、「第59回輝く!日本レコード大賞」の現場を取材しました。乃木坂46「インフルエンサー」が、初めて大賞に輝いて幕を閉じましたが、印象に残ったのは、大賞受賞後の同曲の披露中、悔しさからか涙を流していたAKB48グループ総監督の横山由依(25)の姿でした。

 今回、「坂道シリーズ」の乃木坂46、欅坂46の2組が、初めて優秀作品賞に選出され、秋元康氏プロデュースの3組が初めて出そろいました。乃木坂46は、「AKB48の公式ライバル」として結成され、AKBとは違った戦略で人気や実績を積み上げ、1つの結果を出しました。そんなグループの晴れ姿を目の前で見て、もちろん祝福の意味もあったと思いますが、悔しい気持ちがわき上がったのだと想像できました。

 その前日29日、NHK紅白歌合戦の取材で横山は来年の目標として「1つ1つのことを一生懸命やって、もう1回みんなで東京ドームコンサートをやりたい。そのための力をつけていきたい」と話していました。AKB48は、結成された05年に「東京ドームのステージに立つ」という目標を掲げて、秋葉原の劇場からコツコツと実績を積み上げていきました。

 「選抜総選挙」など斬新なアイデアは社会現象にまでなり、12年に初めてその地に立ちました。13年には全国5大ドームツアーも行いました。国民的アイドルと呼ばれ、さまざまなことを成し遂げた結果、グループ全体としてはその後、明確な目標のようなものはイメージしづらい状況にあったと思います。

 迎えた18年、総監督の涙をどうつなげていくのか。楽しみにしたいと思います。

 最後になりましたが、今年もよろしくお願いします!