AKB48の都道府県代表が集うチーム8が3日、東京・秋葉原のAKB48劇場で結成4周年公演を行い、終演後に岡部麟(21=茨城)小栗有以(16=東京)倉野尾成美(17=熊本)太田奈緒(23=京都)が囲み取材に出席した。主な質疑応答は以下の通り。

 -4周年記念公演を終えて

 岡部 このメンバーで4周年を迎えて、5周年へ行くぞ…と思ったところで早坂つむぎちゃんが卒業を発表して、今も動揺しています。つっちゃん(早坂)といるのはもう1カ月もなくて、練習期間しか会える時間がないので、思い出をたくさん作りたい。

 小栗 リハーサルのときに、他のメンバーのユニットを見る機会がありました。歌だったり、パフォーマンスとか、表現の仕方とか、みんな成長しているなと感じました。私も頑張ろって思いました。

 倉野尾 「47の素敵な街へ」から始まって、パワー全開でいきました。コールがすごかったなと、全員にユニット曲がありました。私は休養中の横道侑里の分も出演しました。つっちゃんの発表もあったけど、(横道のことも)ずっと待ってあげたいし、いつ戻ってきてもいいようにしてあげたい。

 太田 チーム8が4年も続くとは思わなかったです(笑い)。リハーサルを見ていたら、新メンバーが初々しくて、一生懸命にやっていて、私たちも初心に戻れました。

 -この1年を振り返って

 岡部 (AKB48のチームとの)兼任が1番、大きかったですね。驚きより、うれしさの方が大きかった。先輩たちたからどんなことを吸収できるかと思うと、わくわくドキドキします。

 太田 チーム8からAKB48のセンター(小栗有以)が生まれたことですね。結成当初は、イベントをしてもファンがゼロというときもありましたから。そんなチームから、センターが選ばれたときは「夢があるな」って思いました。

 -岡部さんは横山由依さんのソロ曲「月と水鏡」、小栗さんは渡辺麻友さんのソロ曲「大人ジェリービーンズ」を歌いました

 岡部 正直、出来はちょっと…納得いかなかったです。ショックで、その後のMCをしゃべれませんでした。「失敗した~」と思って(苦笑い)。横山さんや宮崎(美穂)さんが歌っているのも聞いていたので、普段からやっていないと本番で(実力を)出せないな、もっと頑張らないといけないなって思いました。

 小栗 曲のトーンが結構高めで、麻友さんじゃないとダメかなとあきらめかけたんですけど、麻友さんの曲を歌わせてもらうのがうれしかったので、麻友さんとはまた違った色を出して、歌い上げられるように頑張りました。

 -小栗さんはAKB48の新シングル「Teacher Teacher」でセンターを務めます

 小栗 今回はセクシーで、生徒が先生を誘う曲です。最初は「かわいい曲が来るんじゃない?」とか、ファンの方に言われてたんですけど、今回はかっこいい、セクシーな曲をいただきました。最初はかわいい曲かなという気でいたんですけど、かっこいい曲もうれしくて、「かわいい」じゃないかっこいい一面を見せたいと思いました。こういう機会をいただけたからこそ、鏡を見て、練習していきたいと思います。

 岡部 決まったときは、私たちもうれしかったよね。「ついにゆいゆい(小栗)、センター来たよ」って。さわやか系か、総選挙の(投票権が付く)曲だから水着かなと思ったけど、ギャップで来たね。

 -5周年に向けて

 岡部 初舞台を2月に経験しました。演技って怖くて、せりふを覚えられるのかなと不安でしたけど、舞台で演じることが楽しいと思えるようになって、仕事の幅や選択肢が増えました。どんどん挑戦していきたい。

 小栗 センターに選んでいただいたからには、AKB48の魅力や私のことだったり、AKBはまだまだ勢いがあるというところを、今回の曲で伝えていきたい。あと、LARMEさんのモデルをさせてもらうことになったので、多くの女性ファンを引きつけられるように頑張りたい。

 倉野尾 兼任が発表されたことは大きかったです。「根はチーム8」という気持ちを持って、チームKの一員として頑張りたい。あとは1カ月後の総選挙で、選抜を狙って頑張っていこうという思いが強いです。チーム8メンバーがたくさんランクインすればいいなと思います。

 太田 私は女優になることが夢なので、舞台をたくさん経験して、芝居について学びたい。兼任が始まるので、チームの中でも、(兼任する)チームBでも貢献できるように頑張りたい。