NGT48宮島亜弥(20)が22日、新潟市のNGT48劇場で行われた公演でグループからの卒業を発表した。

 宮島は体調不良などを理由に、3月から休養に入っており、この日が“復帰公演”だった。公演終了前に自ら「私、宮島亜弥はNGT48を卒業します」と発表すると、客席からはどよめきが起こった。

 宮島は「体調を崩してお休みをいただいていました。ずっとお休みさせていただいている間、ずっと治療を続けてきましたが、自分で思ったよりも体が動かなくて、思うようにいかなくて、ずっと考えていました。これ以上、メンバーにも迷惑をかけたくないし、自分の将来のことについて考えたとき、20歳だし、先に進むには卒業した方がいいのかなと思い、決めました」と思いを明かした。活動は7月末までになるといい「残り2カ月、全力で頑張ります。見守っていただけるとうれしいです」と話した。

 今村悦朗劇場支配人も公演後、公式ブログで「休養中、本人含めご家族の方とも話し合いを行いましたが、なかなか体調が万全な状態にならないことや将来のことも考えた結果、卒業をさせてほしいと宮島から申し出がありました」と報告。4月に朱鷺メッセで行われた単独コンサートで、研究生から正規メンバーに昇格することが発表されており「新体制になるNGT48でも宮島には頑張ってほしいという気持ちは、支配人として、もちろんあります。活動を続けてくれるよう説得も試みましたが、最終的には本人の意思を尊重し、その想いを受け入れることに致しました」。卒業までは、体調を見ながら、公演や握手会にも参加する予定だという。

 宮島は、15年8月にNGT48の1期生として加入。16年1月の劇場オープンでは研究生としてスタートすることになったが、昨年の選抜総選挙では研究生ながら70位にランクインし、NGT48のセカンドシングル「世界はどこまで青空なのか?」では選抜入りするなど、活躍した。