AKB48チーム8が、単独で3年連続出場を果たした。世界選抜総選挙で、チーム最高の25位に入った小栗有以(16=東京)38位大西桃香ら16人が出演。涼しげな水色シャツの制服風衣装で8曲を披露した。

 48グループ屈指のパフォーマーがそろったチームらしく、オープニングからレベルの高さを見せつけた。オリジナル曲の最難関ダンスナンバーで、横山結衣(17=青森)がセンターを務める「蜂の巣ダンス」を披露。ピアノのイントロが流れたとたん、Zepp DiverCityを埋めたファンから、どよめきが起こった。「星空を君に」「制服の羽根」「夢へのルート」など、8曲中6曲がオリジナル曲。倉野尾成美(17=熊本)は、「先輩方や姉妹グループの皆さん、(AKB48の)フレッシュメンバーの皆さんも出ますが、中でもチーム8が1番のステージになるよう、一緒にステージを作っていきましょう!」と気合を入れ、ファンをあおった。

 最後はチーム8の代名詞とも言える「47の素敵な街へ」。山田菜々美(19=兵庫)が、「今日1番の『言いたいこと』を言う準備、できてますか?」と呼びかけると、ファンはメンバーへの思いを叫ぶ「ガチ恋口上」で声をそろえ、大盛り上がりのフィニッシュを迎えた。

 8日には「エイトの日」と題し、チーム8恒例のイベントを開催する。48グループ史上初の1日4ステージをこなす、超ハードスケジュールが待っている。既にチケットは全公演、売り切れているが、倉野尾は「Yahoo! JAPANさんで、朝公演に限り、無料配信が決定しました~」と報告。しかも、総選挙でランクインした9人には、「推しカメラ」と呼ばれる単独のカメラによる映像が流れるという。大西は「ランクインした9人に限り、推しカメラを配信していだたくことが決まりました。私のもあるので、ぜひよろしくお願いしま~す」と、かわいらしくおねだりしていた。