HKT48が8日、若手メンバー「F24」によるコンサート「HKT48フレッシュメンバーコンサート2019 in 博多座~未来は、私たちの目の前に…~」初日を福岡・博多座で迎えた。

日韓合同ガールズユニットIZ*ONE(アイズワン)に活動専任中の宮脇咲良(20)矢吹奈子(17)は出演しなかったが、矢吹と最新シングル「早送りカレンダー」でセンターを務める田中美久(17)や、松岡はな(18)ら、平均年齢18歳のメンバーがステージに立った。渡部愛加里(14)馬場彩華(14)ら、昨年加入したドラフト3期生も初出演し、フレッシュなパフォーマンスで満員の1300人を喜ばせた。開演前には、豊永阿紀(19)栗原紗英(22)荒巻美咲(17)がステージに登場し、特等席の最前列中央に座れる「神席」の抽選会などで盛り上げた。

HKT48は16年、宮脇や指原莉乃(26)ら主力メンバーが不在の中、若手メンバーだけでツアーの高知、鳥取公演を成功させた。その後、17年にも若手24人が博多座公演に挑んだことから、若手有望株の代名詞として「F24」の愛称が定着。ピンチをチャンスに変えた。

今春のグループ卒業を発表した指原は出演しなかったが、この日は客席で観戦した。松岡は、「師匠」が見る前で一発ギャグを披露するなど、大ハッスル。メンバーはそれぞれがソロ曲に挑戦したり、センターポジションを務めるなどして、存在を大きくアピールした。