先月28日にHKT48を卒業した指原莉乃(26)が28日、福岡マリンメッセで「指原莉乃11年ありがとう!大感謝祭」を行った。

アンコールでは、美空ひばりさんの「川の流れのように」を熱唱した。真っ赤なひばりさん風の衣装で歌い上げると、少しホッとした表情を見せた。

総合プロデューサーで、同曲の作詞を手掛けている秋元康氏のリクエストだったことを明かし「まさかのリクエストで…。ひばりさんドレス風にもしてもらいました」と恐縮していた。

また自身のセンター曲「恋するフォーチュンクッキー」では、会場がオリジナル衣装の青を黄色と赤のペンライトで染まり、この日はほとんど涙を見せなかったが涙ぐんだ。

指原は「今日(後輩の)みんなが踊っているのを見て、大丈夫だと思いました。超楽しかった」と話した。それでも「最後の曲になります…」と涙ぐみながらしんみりさせると思いきや、最後の曲は13年にHKTがCM出演した際に使用された「タンスのゲン」。どよめきが起きる中、タンスを使ったコミカルなパフォーマンスを披露。「これで悔いなく卒業できます。ありがとうございました!」と満面の笑み。「本当に本当に本当に幸せでした」と一礼すると、最後は用意されたタンスの中にマイクをしまって、ステージを後にした。