AKB48矢作萌夏(17)が26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。

この日は、ソロで「それでも好きだよ」「虫のバラード」などを披露したほか、同期のドラフト3期生・小林蘭(16)岡田梨奈(20)ら14人のメンバーも一部出演し、「ハート型ウイルス」や自身がセンターを務めた「サステナブル」などを披露した。

アンコールでは、ファンにあいさつ。「この卒業公演を迎えるにあたって、不安とか緊張とかの方が本当にすごく多かったんですけど、こうやって劇場に立って皆さんの顔を見られて、本当に安心したし、本当に幸せで、本当に楽しいアイドル生活をみなさんのおかげで送れました」と感謝した。

今後については「これからはまだ何もなくて、真っ白で、自分のやりたいことはたくさんあるけれど、何からしていいのか分からないという状態ですけれど、皆さんにまたお会いする日があれば、またその時には笑顔で『すちすち(好きの意味)』って迎えてくれれば本当に幸せです」と話した。来年2月1日に最後の握手会を行い、同4日には10月に1位に輝いた「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」ファイナリストによるライブ(千葉・舞浜アンフィシアター)に出演して活動を終える。

矢作は、18年1月「第3回AKB48グループドラフト会議」で3チームから1巡目指名され、抽選でAKB48チームKが交渉権を獲得。今年1月にはソロコンサートを開催し、同9月発売のシングル「サステナブル」で初センター。「好き」をもじった「すち」が口癖。レギュラー出演する10月27日放送のフジテレビ系「ミライ☆モンスター」内でグループ卒業を発表していた。