SKE48須田亜香里(29)が23日、東京・池袋シネマ・ロサで主演映画「劇場版 打姫オバカミーコ」(松田圭太監督)アンコール上映初日舞台あいさつに出席した。

今年1月に上映された際は、コロナ禍で舞台あいさつを行っておらず、須田も「こうしてアンコールが上映できて、あいさつの機会をいただけてすごく幸せです」。共演の萩原聖人(49)も「ギリギリセーフでした」と笑顔を見せた。

須田にとっては映画初主演作となった。テレビ朝日系「熱闘!Mリーグ」(日曜深夜0時59分)でアシスタントMCを務めるなど、麻雀ともゆかりが深いが、萩原との共演は「最初のシーンまではビビってました」という。かつて、麻雀を初めて打った際に対面に萩原がいたといい「ちゃんと声も出せなくて、頭を抱えられて『ままごとをやっているわけじゃないんだけどな』と言われたことがあって…。雀士としても俳優としても自分に厳しい方なので、NG出してにらまれたらどうしようって思ってました」と明かして、笑いを誘った。

2人でハグするシーンも須田は撮影当初から緊張していたという。「アイドルとして握手会はたくさん経験があるんですけど、手首から上を触れられることがないので…。それでも撮影最終日で、未唯子の気持ちになれました」。それでも萩原は「クランクアップして、お疲れさまのハグをしようとしたら、拒否されました」と暴露され、苦笑いしていた。

また萩原は、須田の印象について「空元気ならぬ、“空ポジティブ”な方。晴れ女っていうのに雨が降るし」としつつ「周りにエネルギーを与えてくれる。主演はすごいプレッシャーもあると思う。僕は監督や主演は太陽でいてほしいと思うので、太陽みたいでした!」と話し、須田も照れ笑い。萩原にとっても、今回が雀士役は初めてで「これまでやらないようにしていたのですが、これをやってから調子が悪い。“オバカミーコの呪い”と呼んでます」と自虐。それでも須田は「私は幸運の女神です!」とポジティブっぷりをアピールしていた。