プロレス3戦目となったSKE48荒井優希(23)が、初のシングルマッチで舞海魅星(21)と対戦。得意技のかかと落とし「Finally」は豪快に決めるも、舞海の強烈なアームロック「ミラマーレ」でギブアップし、初勝利とはならなかった。

この日が、本格的にプロレスに参戦して3戦目。立ち上がりは不適な笑みを浮かべながら、舞海をにらみつけた。素早い攻撃を膝蹴りで止め、パワー自慢の舞海とエルボー合戦でも互角に張り合った。中盤以降は足を集中的に攻められ、劣勢の展開が続いたが、終盤には、突進してきた舞海を捕まえて抱え上げ、豪快にリングにたたきつけ、素早い丸め込みや力強いエルボーなど、随所に成長した姿を見せた。

試合後、唇に少し血をにじませながら「今やれることはできた。自分自身ワクワクした試合になりましたし、ちょっと強くなれた気がしました」。「Finally」も、これまでのタッグ戦では“お膳立て”された上で繰り出していたが、この日は「今だ! と思ったところで出せました」と充実感も漂わせた。

次戦は26日(東京・両国KFCホール)に出場が決まっており「あと1週間しかないですが、毎回成長した姿を見せたいので、また練習します」と意気込んだ。