今回の「坂道の火曜日」も、先週に引き続き欅坂46渡邉理佐(20)の登場です。デビュー3周年を迎えた欅坂46で、クールビューティーが思うこととは? 5月に開催される日本武道館公演への意気込みも語ります。

ポーズを決める欅坂46渡邉理佐(撮影・足立雅史)
ポーズを決める欅坂46渡邉理佐(撮影・足立雅史)

欅坂46は4月6日にデビュー3周年を迎えた。「3年間メチャクチャあっという間でした。間違いなく、すごく濃い日々を送れたと思います」。仕事に対する意識も変化した。「準備されたものをこなすだけではなくて、自分たちでつかんでいかなければならない状況が増えてきました。2期生が入ってきたり、卒業するメンバーも出てきたり。より、それぞれの気持ちを理解し合っていかないと。そういう背景って、ライブにも表れてくると思うんです」。

5月9日から3日間、日本武道館で3周年アニバーサリーライブを開催する。武道館では昨年1月にもライブを開催予定だったが、センター平手友梨奈(17)の負傷などがあり、けやき坂46(現・日向坂46)のライブに振り替わった経緯がある。「1度逃している場所ですし、絶対に成功させたい。ファンの方々に『やっぱり欅坂を応援していてよかった!』って思ってもらえるようなライブにしたいです」。

さまざまな場面に活躍の場を広げる欅坂46渡邉理佐
さまざまな場面に活躍の場を広げる欅坂46渡邉理佐

乃木坂46に続く坂道グループとして誕生した欅坂46も、独自の存在感を確立した。「(振り付けを手掛ける)TAKAHIRO先生が、ストーリー性のある振りを考えてくださるから、見ている人に、より伝わりやすいパフォーマンスになっているのかなと思います」と受け止めている。

「個人的には、この半年くらいで、自分の意見を出すことは大事なんだなと実感しています。やりたいこと、興味があること、積極的に伝えていきたい。まだちょっとだけしかできてないんですけどね(笑い)」

クールビューティーが、もう一皮むける時、欅坂46もさらなる高みに向かうのかも知れない。【横山慧】

◆渡邉理佐(わたなべ・りさ)1998年(平10)7月27日、茨城県生まれ。愛称「りさ」「べりさ」「りっちゃん」。15年8月加入、欅坂46の1期生。「non-no」専属モデル。166センチ。血液型O。