乃木坂46キャプテン梅澤美波(26)が、大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」(午後7時20分)への意気込みを語った。出場決定の知らせが届いた際には思わず涙があふれ、メンバーたちと泣いて喜んだ。2025年の集大成として、最後の最後まで華麗に舞う。【寺本吏輝】
■「絶対に途絶えさせたくない」11年連続11回目
11年連続11回目の紅白出場をつかんだ。「私はキャプテンになってから、先輩たちが長い時間をかけて成し遂げてきたものを、何一つ手放したくないんです」と言葉に力を込めた。その中の大きな1つが紅白歌合戦。15年の初出場をファンとして、2回目をグループの一員として見てきた経験がある。「どれだけいろんな人の頑張りが込められているか分かっているからこそ、絶対に途絶えさせたくないステージ」と、真っすぐなまなざしで話した。
「今年は6期生が加入してくれて、『こんな華やかなステージに立たせてもらえるんだよ』って味わってほしかったのもあって、紅白に向ける思いが特に強かったです」
高鳴る熱い思いから、出場決定の知らせを受けた時は「みんなの顔を見たら泣けてきた」と思わず涙したという。メンバーも続々と梅澤のもとへ駆け寄り、大勢で涙を流して喜んだ。「この涙は、みんなが今のグループに安心や満足をしきっていないからこそ」とキャプテンらしく振り返った。「当たり前だと思っていたらあふれ出ない感情だから、みんながいろんなところに危機感を持ちながら活動していたんだなとも思うし、納得とか安心の先にある、自分たちを肯定している感じがすごくいいなと思いました。頑張ってきたんだなって思えた瞬間でした」とかみしめた。
最初に駆け寄ったのは弓木奈於(26)だという。「弓木が『梅さん!』って来て、みんながつられて。さく(遠藤さくら)とかあやめん(筒井あやめ)とかもめっちゃ泣いていました。5期生も安堵(あんど)した顔で泣いていて、みんな気持ちは一緒だったんだな、って」と優しい笑顔を見せた。「普段感情をあんまり出さないような子が気持ちをぶつけ合える関係性を築けている。そんな姿が見られて誇らしかったです」。出場決定のうれしさに加えて、メンバーの細かな変化にも目を配るキャプテンならではの喜びもひとしおだった。
■実感したグループの底上げと大事にしたい絆
今年は初めてバースデーライブを東京・味の素スタジアムで行い、2日で約11万人を動員。夏のツアーでは節目となる通算10回目の明治神宮野球場のステージに立った。「グループとして変化もとても多かったですし、1個1個大きなことを残せた1年になったんじゃないかなと思います」と振り返った。
2月に加入した6期生は「新参者」公演を完走するなど著しい成長を見せる。「まだ出会って間もない子たちなのに、他の人を思いながら成し遂げるってすごいつながり」と感動を明かした。さらに「夏のツアーでは4期生の賀喜遥香を筆頭に、5期生の一ノ瀬(美空)、川﨑(桜)がフロントに立って、もちろん自分も頑張るけど、誰かのために頑張るってところをすごく感じた」とグループとして力の底上げを実感した。
そんな思いから、今年の漢字は「大事にしたいっていう意味も込めて『絆』です」。これまで以上に「メンバー同士のつながり、思いやりがすごく目に見えた1年でした」と総括した。
変化の1年のラストとなる今年の紅白へ向けて、例年以上に気持ちが高ぶる。
「『乃木坂46らしさ』をみんなで全身で表現して、何よりもファンの皆さまに感謝を届けられるステージにしたいです。力強さと笑顔をすごく大事にしながら、年末を締めくくれたらなと思います」
2025年の努力の結晶を、最後の最後まで示してみせる。
◆梅澤美波(うめざわ・みなみ)1999年(平11)1月6日、神奈川県生まれ。愛称「梅」「梅ちゃん」など。23年2月にキャプテン就任。25年は映画「九龍ジェネリックロマンス」にも出演。「CLASSY.」レギュラーモデル。170センチ。血液型A。







