お笑いタレントのヒロミ(50)が約20年前、お笑いコンビ、アンタッチャブルの山崎弘也(39)に対し、所属事務所を通じて“クレーム”をつけていたことを明かした。

 ヒロミは20日放送のフジテレビ系「おじゃMAP!!」に出演。番組中に出演者の「20歳の頃」のVTRが流された。そこには山崎が20歳時にヒロミが司会を務めていた同局系「ボキャブラ天国」に出演していた様子が映し出され、“無口でとがっていた”姿があった。

 当時のことについて、ヒロミは「ザキヤマ(山崎)は本当に喋んなかった」と振り返り「ボキャブラの時、あまりにも喋らないから事務所を通して注意した」と無口でとがっていた山崎にクレームをつけていたことを明かした。山崎の所属事務所である人力舎の関係者を呼びつけたというヒロミは「ふざけんなコノヤロー」と事務所の人間に憤ったという。当時の山崎はとにかく喋らないキャラだったようで、ヒロミが話しを掛けても「はい」とスカした感じで無口だったという。

 MCを務めるSMAPの香取慎吾(38)が「何なのアレ?」とVTRに映った若かりし頃のスカした姿について問い質すと山崎は「何にも思いついていないということと、ヘラヘラしていたら恰好悪いと思っていた」と釈明した。それについて、ヒロミは「当時はダウンタウンが流行っていて、まっちゃん(松本人志)にみんなが憧れてて、『あんま俺、余計な事は言わない』」というスタイルを取る若手が多かったと説明した。しかし、松本を真似ていた山崎だが、「肝心な面白いことは言わない」と今更ながらヒロミからダメ出しをされた。

 しかし、「ボキャブラ天国」が最後の時にヒロミと山崎が2人でロケに出掛けた際、山崎は現在のようなウザいキャラクターを現してきたという。その時ヒロミは「俺に絡むなよ」と怒ったという。また、ヒロミは当時の山崎の態度について「未だに許してないからな」と告白し、出演者一同を笑わせた。