昨年6月にタレントのつちやかおり(50)と離婚したタレントの布川敏和(49)が、離婚騒動の渦中、取材攻勢に遭ったことで、離婚後、約1年の間に「引きこもり状態になり、外にあまりでなくなった」と“離婚うつ”に襲われたことを告白した。

 布川は8日放送のTBS系「私の何がイケないの?」に出演。この日は「思い出の品を売って、人生を総精算!」というテーマで放送された。布川の長女でモデルの桃花(21)が「離婚騒動の後から片付けが出来なくなったみたいで、お父さんの部屋が汚くなっていっている。ゴミ部屋だ」と番組に訴えた。

 番組では、タレントの千秋(43)が布川宅に実情を確認しに訪れた。布川は千秋に離婚から約1年の間に「引きこもり状態になって外にあまり出なくなった」と、“離婚うつ”に襲われたことを告白した。その原因について、離婚騒動の渦中、取材攻勢に遭い、「ノイローゼになりかけた」からだと語った。

 布川は離婚後、何をするにも億劫(おっくう)になったといい、その結果、自室の片付けをせず、「ゴミ部屋」になってしまったという。番組では「ゴミ部屋」を撮影したが、部屋には洋服などが散乱し、目を覆うばかりの光景が現われた。布川は意を決し、片付けの専門家と一緒に部屋を片付けることになり、19年間貯め込んだ衣服2351着を整理し、1512着を売却することにした。その買取価格は3万6000円になった。

 散乱した洋服などを整理し、「ゴミ部屋」と呼ばれた部屋は総勢13名の力で4時間作業を続けて綺麗になった。父を心配していた桃花も綺麗になった部屋を見て、「広い。こんなに部屋が広かったんだ」と驚き、安堵(ど)の表情を浮かべた。