ミュージカル「ピーターパン」(7月20日初日、東京国際フォーラムほか)の制作会見が17日、都内で行われ、9代目ピーターパンの唯月ふうか(18)ら出演者が出席した。

 81年の初演から、今年で35回目を迎える。ピーターパンを演じて3年目の唯月は「節目の年に、また演じることができて幸せ」と喜びをかみしめた。

 一方で「3年目なので、レベルアップしたところを見せないといけない」と気合を入れた。

 会見には、8代目ピーターパンの高畑充希(23)も駆けつけた。「1回3時間で1日2ステージという、半分いじめのよう(な日程)だった」と過酷なスケジュールを苦笑いで思い出していた。女優人生で最もストイックにやっていた時期といい「加湿器をたいて、首にタオルを巻いて、マスクをして、同じ時間に寝ていた」。唯月には「よくお肉を食べてました。タンパク質を食べて下さい」とアドバイスした。

 唯月は先輩の貴重な忠告に「あと5年、ピーターパンをやりたい。身長はたぶんもう伸びないから(笑い)フライングも大丈夫だと思う」と意気込んだ。

 ピーターパンは年を取らない。現在18歳の唯月は「大人になりたくない。大人って大変そうだから」と苦笑いした。高畑は「子供でいたいとも、大人になりたいとも思ったことがない。基本、今が一番。今を生きてます」と対照的な意見で笑わせた。

 この日は、入来茉里(25)SKE48佐藤すみれ(21)大貫勇輔(26)白羽ゆり(36)玉野和紀プロデューサーが登壇した。