人気子役でフィギュアスケート選手としても活動する本田望結(11)が12日、JR大阪駅北側の大型複合施設「グランフロント大阪」の樹脂性プレートが敷かれた特設リンク「ウメダ☆スケートリンク つるんつるん」(13日オープン)の初滑りとツリー点灯式を行った。

 自らが花をイメージした振り付けを考え、ビル群に囲まれた駅前の銀盤で約2分間、華麗なジャンプなどを披露した。「ドキドキしたけど、やさしさとか大切な思いを表現できた」と笑顔を見せた。

 衣装はクリスマスツリーをイメージして緑のドレスと赤いマントをコーディネートした。「妹にこの衣装を見せたら、家の中にはクリスマスツリーがあるので、『(お姉ちゃんは)ずっと家の外に立っとき』と言われた」。妹から衣装の出来栄えを褒めてもらい、すっかり“ツリーの気分”になって初滑りに臨んだ。

 今年のクリスマスの予定を質問されると「料理が大好きなんです。仕事かもしれないけど、今年はクリスマスケーキを作りたい」とあどけない笑顔を見せた。

 昨年も同じ特設リンクで演技を披露しており、2年連続の初滑り。「去年はドキドキしたけど、今回もまたドキドキした。でも今回は楽しみのほうが大きかった」と素直な感想を話した。大ヒットドラマ「家政婦のミタ」に出演し、一躍人気者となった。その後も人気子役として映画などに出演したことで「メタル的に強くなったかな」と成長の手応えも口にした。

 同リングは氷ではなく、環境に配慮したポリエチレン樹脂製。来年2月28日まで設けられる。