歌手森進一(68)が4日、NHK紅白歌合戦を今年限りで“卒業”することが4日、分かった。この日、公式ホームページで発表した。

 最多の48回連続出場を決めたばかりだが、歌手生活50周年という節目で、年末の大舞台から身を引く決断をした。

 「ファンの皆様へ」とのタイトルで以下のようにつづっている。

 先日の発表ですでにご存じのことと思いますが、第66回「NHK紅白歌合戦」への出場が決定いたしました。

 これもひとえに皆さまのご支援のたまものと、心より御礼を申し上げます。

 こうして48回連続で紅白歌合戦に出場させていただいたことは歌手として大変名誉なことですが、何事にもけじめというものがあります。

 私も48年連続出場という長いお付き合いになった紅白歌合戦につきましても、どこかでけじめといいますか、引き際をどうするか、ここ数年考えてまいりました。

 振り返りますと、私は18歳から歌手生活をスタートさせ、今年でちょうど歌手生活50周年になりました。 そこでこの区切りの良い年を最後のステージとして、紅白歌合戦から身を引かせていただきたいと決意したところです。

 私をご支援くださるファンの皆さまには失望を与えてしまうかもしれないと危惧しますが、これも私の人生の中で大事な一つのけじめであることをご理解いただきますようお願い申し上げます。

 最後になりますが、歌手・森進一としては命ある限り精いっぱい歌い続けていく気持ちに変わりはないことを付け加えさせていただきます。

 皆さまどうぞご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 森進一