初出場の演歌歌手山内恵介(32)は、紅白歌合戦のステージに「すごいですね。国民的番組なんだなと、緊張しています。記者の皆さまの数も、フラッシュの量も」。曲名「スポットライト」にかけて「僕自身がファンの皆さんを照らすスポットライトをお届けできれば」と話した。

 ダジャレ大好きな演歌男子として知られ、この日も衣装について「白にしました。派手すぎず、地味すぎず。いいっしょ(衣装)」。あまりウケずに囲み会見が微妙な空気になり、取材陣に「面白いです」とフォローされる和やかな一幕もあった。「(本番では)ダジャレを言う余裕はないでしょうね」と笑顔で語った。

 同じレコード会社の大先輩、森進一が今回の出演で紅白を卒業する。山内は「ずっと紅白でご一緒したかった。1秒1秒をかみしめながら、同じ時間をかみしめたい」と話した。