年内解散を発表したSMAPと親交のあるタレント、明石家さんま(61)が、20日夜に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」の中で、25周年シングルも記念ライブもないままに解散することに「(やろうと思っても)無理」「気持ちはアレやから」と、メンバー間の亀裂は相当に深いことを示唆した。

 さんまは7月下旬のフジ系「27時間テレビフェスティバル!」で、中居正広(44)に対し、グループの今後を追及。CM合間に、中居から何らかの回答を得ていたような発言をし、この日のラジオ放送の中では、木村拓哉(43)がハワイに滞在していたことも事前に把握していたとほのめかしていた。

 これらのことから、さんまは両者の言い分、他のメンバーの心情も察知していた様子。この日のラジオに出演していた村上ショージが「25周年、やったらよかったのに」とつぶやくと、さんまは間髪入れずに「それは無理」とピシャリ。続けて「気持ちっていうのはアレやから」と言い、空中分解にいたったSMAP5人の気持ちを代弁した。

 また、中居がTBSリオ五輪中継のキャスターを務めていることから「かわいそうなのはTBS。ほんまはテーマソングが、25周年シングルやってんから。それが新曲出せないから(過去の楽曲の)『ありがとう』やからな」とも。

 さらに中居が解散を発表した日の夜に、同番組へ生出演したことに触れ、さんまは「TBSのアナウンサーも一言ぐらい、つっこまな(あかん)。腫れ物に…っていうか、中居も(話を)されてほしかったと思うよ。その日の夜やねんから」と残念そうに語った。