山川豊(58)氷川きよし(39)田川寿美(41)水森かおり(43)らが9日、東京・港区の文化放送で、昭和の名曲リクエストを受け付ける電話オペレーターに初挑戦した。

 成人の日の特別企画「文化放送×長良グループ ジョイントRADIO!」として、新成人に伝えたい名曲を募集した。昨年は、山川や氷川らが同局のお天気キャスターとして活躍。今回はチャレンジリーズ第2弾になる。

 山川は「35年歌ってきたけど初めての経験で緊張した。リクエスト曲を電話で聞いても、タイトルの漢字が頭から出てこない」と慣れない仕事に戸惑っていた。そして、「自分の曲の『函館本線』って言われた時はうれしかったよ」と笑顔も見せた。「『きよし君に代わって』と言われたのが、4件もあった」と、あらためて“きよし人気”も実感。水森も「『きよし君によろしく』って伝言をいくつもいただいた」と明かした。

 その氷川は、リクエスト電話に丁寧な応対をしていたが、坂本九さんのリクエスト曲を受け付ける際に、用紙に誤って「坂本丸」と書いてしまったという。メールなどで文字を「打つ」ことばかりで、「書く」ことがほとんどない生活を送っているために失敗してしまったようだ。

 田川は最初に出た電話で、病気などの人生相談を受けたという。「病を克服されたという身の上話をしていた。自分の親のような世代の感じでした」。

 水森は「SNSと違って電話は言葉のコミュニケーションという温度を感じました」と、対話をする大切さを実感していた。