1月スタートの連続ドラマ、フジテレビ系「大貧乏」(日曜午後9時)の29日第4話の平均視聴率が5・0%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は7・7%、第2話は大きく低下し4・4%、第3話は4・8%だった。

 同ドラマは“お金”と“愛”をテーマにしたオリジナルのヒューマン・コメディー。権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザー(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇だ。同時間帯の裏番組「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)に小雪の夫、松山ケンイチが出演しており、夫婦によるガチンコ視聴率対決にも注目が集まる。

 第4話は、裏金30億円を取り逃がしたゆず子(小雪)たちだが、柿原(伊藤淳史)はDOH倒産には別のからくりがあるとにらむ。浜中電子工業の製品設計図に重大な欠陥があったと仮定。損害を埋めるために意図的に設計図を出させDOHに罪を負わせたのではないかと推測する。ショックを隠せないゆず子だったが、この仮説を探るために、派遣スタッフとして浜中電子工業に潜入する、という内容だった。