川谷絵音(28)がボーカルを務め、昨年12月から活動自粛中だったロックバンド「ゲスの極み乙女。」が活動を再開すると3月31日、発表した。発売延期になっていた3枚目のアルバム「達磨林檎」を5月10日に発売。同日に東京・青海のZepp Tokyoで発売記念ライブを行う。会場内即売ブースでのCD購入者を対象に、その場でくじ引きが行われ、当選者限定の公演になる。本格的な稼働は5月に入ってから。活動自粛期間中、川谷は日常的に曲作りをしており、レコーディングなどの表立った活動はなかったという。

 同バンドは今日4月1日から、所属レコード会社、ワーナーミュージックとマネジメント契約を締結する。期間は1年。前所属事務所、スペースシャワーミュージックとは昨年12月31日付で契約満了し、再契約をしないことで合意した。現在、ワーナーミュージックは5人組バンド、パスピエともマネジメント契約している。川谷がボーカルを務める別バンド「indigo la End」も同社と契約。ゲス-同様に活動を再開する。

 ワーナーミュージックは、活動再開について「一定期間、自粛させていただいた。川谷本人も反省していますし、レコードメーカーとしては、作った温度があるうちに新作を届けたかった」と説明。マネジメント契約も行う理由を「おしかりも受けましたが、可能性を感じるバンド。態勢を整えてあげるには、必然的な形でした」とした。