演歌歌手三山ひろし(36)が25日、東京・品川の品海公園で初の座長公演「三山ひろし特別公演」(5月26日~6月4日、大阪・新歌舞伎座)のPRを行った。

 第1部の芝居は「若様弥次喜多七変化」と題し、弥次喜多と名前が似ている2人の男性の物語を上演する。物語の舞台にもなる東海道五十三次にちなみ、旧東海道の品川宿があった同所を特技のけん玉技「もしかめ」をしながら53メートルを練り歩いた。役衣装で臨み「ちょっと恥ずかしかった」と苦笑いしつつ「今でも車や人の往来がたくさんあって、あらためて重要な道なんだなと実感しました」と話した。

 初の座長公演では、けん玉技の新技も取り入れる予定という。「けん玉剣術とか考えています。人情喜劇ですので、ほっこりしていただけるステージになると思う。現代社会にストレスを抱えている人にも来ていただければ」とアピール。「歌手だけど、演技も出来る。いろいろな側面を見てほしいですね」と笑顔だった。