市川海老蔵(39)の長男勸玄くん(4)が7月の東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」の夜の部「駄右衛門花御所異聞」に出演し、史上最年少で宙乗りに挑戦することが7日、分かった。

 「駄右衛門-」には中村獅童(44)が出演予定だったが、肺腺がんのため休演。海老蔵が「一門で私より人気のある役者」として勸玄くんの出演が決まった。海老蔵も「出演できることはとても意義があり、ありがたいこと。心配もありますが、とにかくひと月無事につとめてくれて、お客様に楽しんでいただけたらと思います」。乳がんで自宅療養中の妻小林麻央(34)の励みともなりそうだ。

 勸玄くんは15年に初お目見えし、2度目の歌舞伎出演となる今回は白狐を演じ、海老蔵と親子宙乗りに挑む。海老蔵の初宙乗りは28歳の時で、最近は市川右近が6歳で宙乗りした。

 この日、海老蔵は「ベスト・ファザー イエローリボン賞」授賞式に出席。麻央について「一進一退。日々模索しながら、家族一丸で過ごしている。最大限のバックアップするのが回復への近道」と話した。はなわ(40)FC東京大久保嘉人(34)らも受賞した。