落語家の立川志らく(53)が、未成年者との飲酒・淫行を報じられた俳優小出恵介(33)に対する同業者からの批判について「役者がこぞってたたくべきではない」と私見を述べた。

 志らくは9日放送のTBS系「ひるおび!」で、師匠である故・立川談志さんの人生を描いた2013年放送のNHKドラマ「人生、成り行き 天才落語家・立川談志 ここにあり」で、小出が談志さん役を演じたことに触れた。

 自身がアドバイザーを務め、役者としても出演した同ドラマがお蔵入りとなることに「映画とか作ってる人、どれだけ人生掛けてやってるか。そういう人にものすごい迷惑を掛けるわけなんで、謝っただけでは済まない話。役者としての自覚が足りなかった」と小出を批判した。

 しかし放送後に更新したツイッターでは、「小出恵介君の件は許される事ではない」と厳しい目を向けながらも、「でも役者は辞めるなよ」と呼びかけるようにつづった。

 さらに志らくは「こんなことを言うと他の役者に怒られるが役者だとか芸人なんてハレンチなやつが多いんだ。品行方正のやつの芝居なんかつまらない」と持論を展開。「私は談志物語が被害を受けたから怒ったが、じゃない役者は一緒になってたたくなと言いたい。怒るのは当然だが。仲間なんだから。小出恵介君、ばかやっちまったなあ、の一言だ」とつづった。