OSK日本歌劇団設立95周年記念となる大阪松竹座公演「レビュー春のおどり」が17日、同劇場で開幕し、開演に先立ちトップスター高世麻央(たかせ・まお)ら5人が館前であいさつした。

 高世は「OSKは大正11年に、大阪松竹座のこけら落としの時に作られた松竹演劇部を前身とする劇団でございます」と、新装開場20周年の節目となった同劇場での公演の意義を紹介。「おかげざまで(OSKは)本年95周年を迎えさせていただきました」と感謝し「この年に誕生の地で公演させていただけることがひじょうにありがたく、心からの感謝の思いと、いっぱいの情熱を皆さまにお届けしたい」と話した。

 今レビューは和洋2本立て。1部は源義経を描いた「桜鏡~夢幻義経譚(ゆめまぼろしよしつねものがたり)」で、作・演出・振付は尾上菊之丞氏。2部の「ブリリアント・ウエーブ~100年への鼓動」は、宝塚歌劇団の演出家、中村一徳氏が担当している。公演は25日まで。