フジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「貴族探偵」(月曜午後9時)の19日第10話の平均視聴率が8・0%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第9話は8・4%だった。

 30周年を迎えた同局の看板ドラマ枠「月9」の主演に抜てきされたのは嵐の相葉雅紀(34)。年齢、家族、住所、本名などが一切不明で、自らを「貴族」と名乗る、探偵業が趣味の謎の青年を演じている。視聴率の低迷からなかなか抜け出せない「月9」。節目の勝負作となる今作への期待は大きいが、10%割れの苦戦が続いている。

 第10話は、貴族探偵(相葉雅紀)と対峙した愛香(武井咲)は、切子(井川遥)を殺害したのはあなただと突きつけた。しかし、貴族探偵は証拠が何もないと一蹴する。

 ある日、香は依頼を受け、シンガポールを拠点に武器商人として財をなす具同家の別荘に呼ばれる。貴族探偵の罠かもしれないと疑いながらも、現地に到着。別荘では、具同家次男の娘、真希(矢作穂香)の誕生会が催されようとしていた。そして、パーティーの夜、凄惨な事件が起きてしまう、という内容だった。26日が最終回となる。