30日のライブをもってカントリー・ガールズを卒業し、芸能界を引退する「ももち」こと嗣永桃子(25)の最後のラジオ番組「嗣永桃子のぷりぷりプリンセス~ももちフォーエバー~」が、卒業前日の29日午後7時半から文化放送でオンエアされる。21日、同局から発表された。

 番組は、09年から14年まで文化放送で放送された「Berryz工房 嗣永桃子のぷりぷりプリンセス」が、3年ぶりに復活する1時間特番で、既に収録は終わっている。嗣永は芸能生活を振り返りながら、卒業を目前に控えた心境を語った。

 嗣永は冒頭で「ラジオでの初めてのレギュラーが文化放送さん。2004年4月で、まだ12歳、中学1年生になったばかりでした。よく出演させようと思いましたよね。公共の電波を通じて『給食で何を食べた』とか『宿題が大変だった』とかしゃべっていたわけですから(笑い)」と、デビューと番組開始当時の思い出を振り返った。

 また、ラストライブに向けての思いも語った。

 嗣永 最近、好きなアーティストさんのライブが大阪であって、その公演を観るために初めて“遠征”したんですよ。初めて新幹線の切符を1人で買うという体験をしたり、想像以上に大変だったんですけど、想像以上に楽しかったんです。「私のライブでも、ファンのみなさんはこういう思いをしながら会いに来てくれたんだな」と。そういうことが、最後のライブの前に分かって良かったですし「遠くから、はるばる来てよかったな」と思ってもらえるようなライブにしたいです。

 番組では「ももちはア・イ・ド・ル」「ももち! ハッピーワード工房」など、レギュラー放送時の懐かしい名物コーナーも多数、オンエアする。

 番組の終盤には、嗣永がファンに向けて、卒業にあたってのメッセージを語る。ファンにとって、必聴の1時間特番となりそうだ。