森昌子(58)とA.B.C-Z河合郁人(29)のダブル主演舞台「のど自慢」(29日~7月4日、東京国際フォーラム)の公開ゲネプロが29日、都内で行われた。

 人気番組「のど自慢」に出場しようと奮闘する人々の姿を笑いと涙で描いた、井筒和幸監督の同名映画(99年公開)の舞台版。森が売れない演歌歌手役、河合がそのマネジャー役を演じる。

 森は32年ぶりの舞台出演となり「本当に緊張しちゃって、どれだけたくさんの方に助けられているのかをあらためて実感しています」と話した。

 河合は森の役名の「レイコ」と自身の母親の名前が偶然同じだったといい「最初は名前を呼ぶ度に母の顔が出てきてましたけど、今はもううちのレイコを超えましたね」と笑わせた。

 また、森との演技について「(森が)甘えてくるシーンがあって、僕なんかが言うのもあれなんですけど、すごくかわいいんですよ。頼られたことないので、守ってあげないとなって思ってしまう」と話すと、森は「ちょっとドキドキしちゃう…。舞台の上では頼りになるマネジャーですよ」と照れていた。